ジオメトリーの見直しと独自設計のパッドデザインで快適性が向上
PTS MTEK FLUXヘルメットはUSA MTEK社の正式ライセンスを取得したPTSが製造するエアソフト用高性能ヘルメットです。実際のMTEK FLUXヘルメットはカーボンファイバーを使用したバリスティック仕様ですが、当ヘルメットはABS樹脂にグラスファイバーを追加した強化プラスチック製になっています。防弾性こそ失ってはいるものの、エアソフトユースでは十分な強度と低価格化を実現しています。
FLUXは「Flow=流れ」を意味するラテン語のfluxusを語源としており、Future, Lightweight, Undercut, eXpandable のコンセプトを詰め込んだネーミングになっています。
一見すると従来のヘルメットとそう大差ないようにみえるのですが、ジオメトリーを徹底的に見直し、負荷のポイント、重量バランスを見直すことで、NVGなどのアクセサリーを装着しても快適性を保つことが出来るようになっています。
特に後頭部側をラウンドさせながら両脇を伸長することで、ストラップの角度が水平に近くなり、NVGなどを装着してもカウンターウェイトの使用なくバランスが取れるようになっているのは大きなポイントです。
ラウンドさせることでプローン姿勢などでも首にヘルメットのエッジが当たらないようになっています。
内装はインパクトライナー層と追加で張り付けるコンフォートパッドの2レイヤーになっていて、多くのポイントで頭蓋骨にピッタリフィットし、ストラップをガチガチにせずともずれにくくなっています。適度な硬さをもったコンフォートパットで痛くもなく、またインパクトライナー層によってアウターシェルとの間に空間ができることで空気の通り道ができることで快適性が向上しています。
ヘルメットサイドのレールはARCではなくM-LOKスロットを持つ独自のレールになっています。M-LOK対応のアクセサリーが取付可能です。